この記事では石垣山城の写真付きガイドをお届けします。
小田原駅からレンタサイクルで石垣山城に向かった感想や、お城の様子などを110枚の写真でご案内!
電動自転車をレンタルしたものの、石垣山城への道のりは相当に厳しかったです。
石垣山城に登城する際に、この記事の内容が参考になれば嬉しいです。
Contents
小田原駅で自転車をレンタル!石垣山城に向かいます!
石垣山への最寄り駅はJR早川駅です。
たた、早川駅から石垣山城までは徒歩50分とのことだったので、隣の小田原駅からレンタサイクルで向かうことにします。
早川駅にもレンタサイクルはあるかも知れませんが、小田原駅の方が確実ですからね。
小田原口東口から、レンタサイクル屋さんに向かいます。
小田原駅の駅前の道を、早川駅方面に向かって歩きます。
レンタサイクルまでは150mとのことです。
こちらが小田和駅東口駐車場です。
この1階にレンタサイクル屋さんがあります。
こちらの中にレンタサイクルがあります。
貸し出し時間は16時半までなので、出来るだけ早い時間に自転車を借りた方が良さそうですね。
レンタサイクル屋さんで聞いところ、石垣山城まではかなりの登り坂のようでした。
なので、普通の自転車ではなく電気自転車を借りました。
体力には自信がありますが、地元の人のアドバイスには従うべきですからね。
自転車で早川駅方面に向かいます。
線路沿いの道を、小田原漁港方面に向かえばOKです。
お昼ご飯がまだだったので、途中の漁港でお昼も食べたいな…!
道の途中でパシャリ!
こちらの川は「早川」です。
早川は二級河川なんですね。
川を渡れば早川駅はすぐです。
周辺の漁港でお昼ご飯のお店を探します。
早川駅近くのお寿司で腹ごしらえ!いよいよ石垣山城へ!
お昼はお寿司にしました。
今日のおすすめ!
季節によって出されるネタは変わると思います。
サーモン!
肉厚で美味しいです。
マグロの赤身!
フラッと入ったお店でしたが、めっちゃ美味しかったです。
流石は漁港ですね。
さて、腹ごしらえも済んだので、石垣山城に向かいます。
石垣山城にたどり着くまでの景色をレポート!想像以上の登り坂でした…!
小田原方面から早川方面に向かっている場合は、こちらの「早川」の信号を右折します。
右折するのはかなり危険だと思うので、いったん左折してから向きを変え、信号が変わるのを待ちます。
歩行者用の信号がないのでかなり怖い…。
車が来ないことを確認して、線路の下を通り抜けましょう。
少し道なりに進むと、ようやく石垣山城の気配が見えました。
「一夜城下通り」とのことです。
この道であっていたようで一安心…。
なだらかな坂道を登っていきます。
一夜城歴史公園は、こちらを左折とのことです。
レンタサイクル屋さんでも、石垣山城への道に入るところがややこしいと聞いていました。
自転車のスピードを落として、慎重に進んでいきます。
ここを曲がればOKみたいです。
これくらいの緩い坂なら、1.7㎞くらいなら楽勝じゃね?
そう思っていましたが、ここから先にはとんでもない急斜面が待ち構えていました。
ちょっとややこしいですが、大通りを左折して、すぐに右折です。
表札を見ながら落ち着いて進んでいってください。
この道で間違いなさそうですね。
堀秀正が紹介されていました。
一番上には豊臣秀吉の紹介があるようです。
石垣山城まで1600m、頑張ります!
写真で伝わるか分かりませんが、エグイほどの急斜面でした。
電動自転車じゃなければとても登れなかったと思います。
現役バスケットマンの僕でもキツかったので、余程自信がある方以外はバスやタクシーを使った方が良さそうです。
武将その2は宇喜多秀家です。
息が上がってしまい、ゆっくり紹介を読む余裕もありません。
あと1110m…。
まだまだ登り坂が続きます。
傾斜がマジでエグイって…。
3人目は徳川家康です。
家康も小田原攻めに参加していたんですね。
まだまだ道は続きます。
夜には野生動物とか出て来そうですね。
4人目の羽柴秀次です。
山中城を攻め落としたのはこの方だったんですね。
景色がすごい!
短時間でここまで登って来ました。
千利休が紹介されていました。
あと600m!
傾斜が急すぎて、振り返って写真を撮る余裕もありません。
続いては淀殿です。
戦乱には常に悲劇が付いて回りますね…。
あと340m…!
石垣らしいものが見えてきました。
こんな山道に城を築くなんて、やっぱり豊臣秀吉はすごい…。
ラスト、豊臣秀吉です。
石垣山城まではあと50m!
ラストスパートじゃ!
秀吉の紹介の近くには、桜が植えられていました。
10月だったのでもちろん桜は咲いていませんでしたが、見ごろの季節には桜並木が味わえるはずです。
一夜城の駐車場に到着しました。
駐車場にはかなりのスペースがあるので、レンタカーなどで訪れるのもアリかも知れませんね。
少なくとも、徒歩や自転車で訪れるべきではないと思います…。
なお、駐車場のトイレには200名城のスタンプがあります。
スタンプを押せる時間が決まっているので、先にスタンプを押してしまった方が安心かも知れませんね。
石垣山城に到着!城内の見どころなどを案内します!
では、石垣山城の場内を紹介していきます。
こちらが駐車場で、写真中央に見えるのがトイレです。
駐輪場はどこか分からなかったので、駐輪場の端に自転車を止めておきました。
駐輪場の奥には公園があります。
公園の手前には、石材が置いてありました。
こちらは石垣山城に使われていたものではなく、江戸城建設時の石切り場から出土したもののようです。
石切り場が近くにあったから、石垣山城がここに作られたのかも知れませんね。
海までの景色が一望できます。
自転車で疲れた体が休まりますね…。
こちらの公園の名前は、一夜城ヨロイヅカ・ファームとのことです。
もしかしたら、石垣山城そのものよりも、こちらの公園を訪れる人の方が多いかも知れませんね。
ヨロイヅカ・ファームの案内マップです。
思った以上に奥行きがありますね。
こちらを回っていたら肝心の石垣山城に行けなくなるかも知れないので、道路を渡って石垣山城を目指します。
こちらにも石垣用石材の紹介がありました。
これだけの石を運ぶのが、果たしてどれだけ大変か…。
チャリで坂を登っただけでもヒーヒー言っているくらいなので、先人たちの努力には頭が下がるばかりです。
さて、石垣山城の入り口にやってきました。
石垣山城は「城」というよりは「山」という感じです。
薄くなってしまっていますが、周辺の地図が掲載されていました。
地図の隣には登山用の杖が…。
めっちゃ険しいじゃね?と不安になります。
そこまで道は険しくなかったので、心配は杞憂に終わりました。
旧城道東登口から石垣山城に入城します。
マムシに注意?
マジか。。
僕は大丈夫でしたが、季節によってはマムシが出る可能性もあるようですね…。
上に登っていくと、早速石垣が!
風化しているとはいえ、その迫力は流石です。
石垣山城の紹介が掲載されていました。
石垣山城は、秀吉が一夜で築いたように見せかけたため「石垣山一夜城」とも呼ばれています。
実際には3ヶ月ほどかけて築城し、完成したタイミングで周辺の木々を伐採したので、突然城が現れたように見えたとのことです。
言われてみればなるほどですが、小田原城の北条氏からすれば、魔法のように見えたのでしょうね…。
まさに山道!
大きな石がゴロゴロしているので、足元に気を付けながら歩を進めていきましょう。
南曲輪跡とのことです。
これだけのスペースが、山道の中によくあったな。
そう感じるほどの広々とした空間でした。
こちらが南曲輪跡です。
当時はここに建物があったのでしょうね。
全国各地の武将が馳せ参じたと考えると、感慨深いものがあります。
下に見えるのが一夜城の駐車場です。
結構な高さを登ってきました。
まあ、駐車場までの急こう配に比べれば、大した高さではないと思います。
右に行けば本丸跡、左に行けば西曲輪跡とのことです。
本丸に攻め込むのは最後の楽しみとして、先に西曲輪跡に向かいましょう。
門の基台跡です。
ここに門があったようですね。
石が積み上げられていました。
間近で見るとすごい迫力です。
山道を進むと、西曲輪跡に到着しました。
ここもかなりのスペースがありました。
西曲輪跡です。
何百人もの兵が待機できるほどの広さがあります。
斜面側は立ち入り禁止になっています。
かなりの急こう配なので、近寄らないように注意しましょう。
このまま進めば二の丸跡、左に行けば本丸跡とのことです。
迷路のような地形ですが、どこに行ったか忘れなければ大丈夫なはず…。
まっすぐ進んで二の丸跡を目指します。
一気に視界が開けました。
奥に見える広場が二の丸跡かな?
ちなみに、景色も絶景です。
小田原の街と海が良く見えます。
石垣!
ものすごい数の石が運び込まれたことが分かりますね。
ここにも石垣!
めっちゃゴツくて迫力満点です。
恐らくここが二の丸跡です。
めっちゃ広い!
やはり、ここが二の丸跡のようでした。
本丸と並んで、最も広い曲輪だったようです。
左に行けば本丸、右に行けば井戸曲輪とお手洗いがあるようです。
本丸は後回しにして右に向かいます。
櫓台跡がありました。
ここから小田原城の様子を見ていたのかも知れませんね。
井戸曲輪跡は少し階段を降りた場所にあります。
国指定の史跡とのことなので、気合いを入れてレポートしたいと思います。
その前に、眼下の風景をパシャリ。
こちらも絶景ですね!
では、井戸曲輪跡に向かいます。
見ての通り、階段は狭くて歩きにくいので、足元に注意してゆっくり下っていきましょう。
井戸曲輪跡に到着です。
井戸の深さも石垣の迫力も一級品ですね!
井戸曲輪跡について紹介されていました。
もともとの地形を利用して井戸にしていたようです。
大軍勢が駐屯したとなると、飲み水の確保が非常に大切ですもんね。
この石碑も迫力ありますね。
こちらでも井戸曲輪跡について紹介されていました。
二の丸よりも約25m低い位置にあるようです。
確かに、かなりの距離を降りて来ました。
石の迫力がすごかったのでパシャリ!
お城の石垣に比べると小ぶりですが、これだけの石を積み上げるのは並みの苦労ではなかったと思います。
では、階段をゆっくり登り二の丸跡に戻ります。
右に行けば展望台とのことです。
山道を進みましょう。
周辺の地図です。
凄いところに来たもんだと改めて感じました。
山の天気は変わりやすいので、帰り道雨に降られないか心配です。
このあたりは本当に、山、山、山ですね。
石垣山城の縄張りについて紹介されていました。
石垣山城は誰が縄張りしたのか明らかになっていないようです。
二の丸は本当に広い!
こちらに石碑がありました。
いよいよ本丸に登城です。
細い階段を登っていきましょう。
階段と石垣。
そして生い茂る森。
本丸はこの森の中にあるのでしょうか?
振り返ってパシャリ。
二の丸やっぱりめっちゃ広かったな!
右に行けば天守台。
左に行けば物見台とのことです。
ん?
本丸はどっちだ?
森の中に石碑を見つけ、ここが本丸だと判明しました。
当時はこれだけの木々が生い茂っていたのでしょうか?
二の丸ほどの広さは感じませんが、実際にはかなりの面積があると思われます。
箱根ジオパークによる石垣山一夜城の紹介です。
このあたりの名所をひっくるめて、箱根ジオパークと呼んでいるのでしょうか?
小田原合戦の攻防図が掲載されていました。
そうか、小田原の戦いはプレート境界の戦いでもあったんですね。
ここからの景色もかなりの絶景です!
二の丸と小田原の街がきれいに見えます。
カメラをズームしてみると…
ありました!
木々の中に小田原城の天守閣が見えます!
当時はビルなんて無かったので、小田原城の様子がハッキリ見えたはずです。
木々が邪魔をして、小田原城からは石垣山城は見えにくい。
そりゃ、北条氏も驚くはずですね。
こちらでは、小田原合戦と一夜城伝説について記載されていました。
石垣山城は実際には3ヶ月で築城されたようですが、ここまで石を運ぶだけでも大変な作業だったと思います。
祠がありました。
世界が平和になりますようにとお祈りしておきます。
少し高い位置から本丸跡をパシャリ。
このあたりにも石が残っていますね。
本丸跡の広さが伝わるように…ということでもう一枚。
ただ、軍隊を待機させるなら二の丸の方が合っているかも知れませんね。
さて、まだ通っていない道があったので、そちらに向かいましょう。
恐らく、入り口につながっていると思われるこちらの道…。
なかなかの急こう配です。
馬屋曲輪石垣について紹介されていました。
どんな石垣かというと…
荒々しく豪快なたたずまいですね!
当時はもっと石の数が多かったんでしょうね。
角度を変えてパシャリ!
うん、迫力ありますね!
ん?
これは何でしょう?
近代に作られた建物のようですが…。
石垣山城の電気管理棟のようでした。
立ち入らないように気を付けましょう。
なお、こちらの電気管理棟の裏手には…。
石垣!
またも石垣!
さすがは石垣山城です。
いや~、迫力ありますね!
そんなこんなで、石垣山城の入り口に戻ってきました。
石垣山城の外周に伸びている道がありました。
関白林道という名前で、全長は400mとのことです。
これが関白林道です。
道は整っていますが、この急こう配を登る元気はありません。
帰りのために元気を残しておかねば…。
とりあえず石垣をパシャリ。
石垣山城巡りも、そろそろ終わりの予感です。
自動販売機がありました。
ここでしか買えない限定品も販売されています。
手ぬぐいとぐいのみが売られているようでした。
こちら、石垣山城のバス停の時刻表です。
こんな山道を走るバスがあるとは…。
小田原駅行きのバスが、1時間に1本くらいあったんですね。
ここまで道が険しいと知っていれば、こちらのバスを使ったのに…。
バスの時刻表が変わっているかも知れないので、詳細は公式サイトをご確認ください。
最後に、ライオンズクラブさんの石碑をパシャリ!
石垣山城は急峻な道が多いものの、1時間程度あれば十分に回れると思います。
自動販売機が一台あるだけなので、食事や水分の補給にはご注意くださいませ。
石垣山城のスタンプは駐車場のトイレに!時間は8時から17時まで!
石垣山城を一通り見終わったので、スタンプを押しに行きます。
石垣山城の日本200名城スタンプは、駐車場のトイレにあります。
時間は8時から17時までなので、忘れずにスタンプをゲットしましょう。
スタンプ完了です!
早川駅から徒歩50分で石垣山城にたどり着くには、強靭な足腰が必要です。
電動自転車ですらめっちゃ大変でしたからね。
バスやタクシーを利用することをおすすめします。
ただ、帰りの自転車は最高かも?
スピードの出し過ぎに注意しながら、石垣山城から小田原駅に向かいます。
下山中の風景を一枚だけパシャリ!
予想通り、自転車での下り坂はめちゃくちゃ快適でした!
ただ、意外と車が通るので、スピードの出し過ぎにはくれぐれもご注意くださいませ…。
石垣山城のガイドまとめ
石垣山城の写真付きガイドをお届けしました。
繰り返しになりますが、徒歩やレンタサイクルでの登城は非常に大変です。
バスやタクシーを利用して、石垣山城を訪れてみてくださいね。