旅行

山中城(山中城跡公園)を220枚の写真で完全ガイド!三島駅からの所要時間や城跡の見どころは?

この記事では山中城の写真付きガイドをお届けします。

山中城跡(山中城跡公園)のお堀や跡地の様子などを220枚以上の写真で徹底レポート!

記事を読んでもらえれば、山中城の魅力やみどころなどが余すことなく伝わることでしょう。

なお、山中城跡の観光所要時間は1時間から2時間程度で十分だと思います。

くまなく歩きまわりたい場合は2時間程度、みどころだけを抑えたい場合は1時間程度というイメージですね。

まずは三島駅から山中城への行き方から順番にお伝えしていきますね!

山中城跡(山中城跡公園)への行き方は?三島駅からのアクセスや所要時間を紹介!

山中城跡(山中城跡公園)はJR三島駅からバスで30分ほどです。

三島駅は東京駅から新幹線(こだま)で約50分。

名古屋駅から三島駅までは、新幹線(ひかり)で約1時間14分です。

僕は宿泊先の熱海から三島駅に向かったのですが、所用時間は約13分でした。

ただ、電車の本数がそれほど多くなかったので、時間を調べておかないと駅で待つことになってしまうかも知れません。

三島駅に着いたら、南口のバスターミナルを目指します。

 

こちらが三島駅南口の駅舎です。

駅前はバス停だけでなくお店もたくさんあるようでした。

 

駅を出てすぐに周辺の地図がありました。

楽寿園はすぐ近くですが、三嶋大社は駅からかなり離れていた印象です。

三嶋大社に参拝される際には、バスの利用をおすすめします。

 

バス乗り場の案内です。

6つの乗り場があるので、間違えないように注意しましょう。

 

目指すは5番乗り場!

元箱根港行きの東海バスに乗ります。

山中城とは関係ありませんが、バスタ新宿行きの高速バスもあるんですね!

バスは1時間に1本しか出ていないので、時刻表を確認してスケジュールを立てておきましょうね。

三島駅→山中城跡のバス時刻表

 

バスの発車まで少し時間があったので、バス停前のラーメン屋で腹ごしらえ!

ラーメンを食べるほどの時間はなさそうだったので、チャーシュー丼と唐揚げ串をいただきました。

腹ごしらえが完了したらバスに搭乗して、いざ山中城まで出陣です!

9時15分三島駅南口発のバスに乗り込みました。

山中城跡に到着しました!バスの時間や売店の営業時間をチェックしておこう!

伊豆フルーツパークや三島スカイウォークなどを通り過ぎ、バスに揺られること約30分。

山中城跡のバス停に到着しました。

平日の朝でしたが、一緒にバスに乗っていた人の中には山中城跡がお目当ての人もいました。

土日なら、山中城跡を訪れる人が相当いるかも知れませんね!

 

まずは道路を渡り、逆側のバス停に向かいます。

バスの発車時刻を確認しておかないと不安ですもんね。

 

帰りのバスも1時間に1本だと思っておけば良さそうです。

18時5分のバスを逃してしまったら、下手したら野宿になってしまうかもなのでくれぐれもご注意を…。

まあ、10時前なのでその心配はなさそうです。

 

古風な絵での山中城案内図です。

この案内図が、山中城跡公園の各地に掲載されていました。

道路を挟んで右側と左側に大きく分かれそうですね。

本丸や北の丸などは右側にあるようなので、まずは右側から攻め込んでみます!

 

山中城のことしか考えていなかったのですが、このあたりは日本遺産「箱根八里」でもあるみたい。

江戸時代の石畳の道がまだ残っているなんて、ロマンを感じますよね!

 

左の建物が売店で、右の建物がお手洗いです。

山中城跡にもお手洗いはありましたが、おそらく一箇所だけだったと思います。

城攻めの前にお手洗いを済ませておくことをおすすめします。

 

このあたりはハイキングコースでもあるみたいです。

バスで30分も登ってきたので、だいぶ僻地だと思っていました。

ハイキングをするような強者もいるとは…!

僕はハイキングではなく城攻め目的なので、単刀直入に山中城跡に向かいます!

山中城跡(山中城跡公園)を探索!見どころや城跡からの景色などをレポートします!

それでは、ここから山中城跡の見どころや周辺の景色などをレポートしていきます。

本丸側(三島駅からのバスでの進行方向左側)から攻め込んでいきますね。

 

城跡の各所にこのような表札があります。

ドラクエ気分で、全てのルートを歩き尽くそうと思います。

 

山中城跡の概要が記載されていました。

山中城の歴史や特徴的なお堀の写真などを見ることが出来ます。

 

少し歩くと、三の丸堀が早速現れました。

自然の谷を利用したお堀とのこと。

 

こちらが三の丸堀です。

深い&長い!

そもそも山間部に位置していることもあり、山中城に攻め入るのは容易ではなかったと思います。

 

三の丸堀の長さが伝わるでしょうか?

坂道の地形と相まって、一層強固な守りとなっているはずです。

 

堀を登りきったところにもこちらの掲示が。

堀の下にあったものと同じことが書いてあるようです。

 

三の丸堀を上から撮影してみました。

お土産屋さんとお手洗いが遠くに見えますね。

結構な上り坂であることが分かると思います。

 

では、森の間の道を歩きながら城跡をめぐっていきましょう!

写真を見れば分かる通り、めっちゃ森です。

 

防御のためか、曲がりくねった道も多いです。

階段も多いので、雨の後には特にご注意を…。

ちなみに当日は雨が上がった後だったので、かなり滑りました。

 

三の丸堀を抜けて最初の表札です。

西の丸跡に向かってみることにします。

 

城跡の道はこんな感じ。

この道は緩やかな坂道ですが…。

 

奥の方は結構な傾斜です。

左手の森と右手の丘。

鉄壁の防御ですね!

 

こちらもお堀とのこと。

ちょっと拡大してみましょう。

 

元西櫓下の堀、とのことです。

人工的に作ったとは思えないほどの規模でした。

 

確かに、ところどころ地形が不自然ですね。

天然の地形と人口を組み合わせた築城術に歴史を感じます。

 

恐らく当時はここまで気が生い茂っていなかったはず。

堀の上から矢を射られたりしたらひとたまりもありませんよね。

 

なお、森側にも急な傾斜があり、ここを登ってくるのは相当困難だと思います。

我々現代人はこんな険しい道を歩く必要はないので、少々の登り道などは我慢しましょう。

 

グングン上に登っていきます。

山中城跡はアップダウンがかなりあるので、登山が好きな人にはピッタリかも知れません。

 

だいぶ登ってきました。

一気に視界が開けましたね。

ここで分岐点です。

 

とりあえず写真をパシャリ。

出入り口の通路として作られた土橋とのこと。

堤防としての役割も兼ねていたようですね。

 

見渡す限りのお堀!

ワッフルのような形状が特徴です。

ひとまず写真左端の道に沿って進んでみましょう。

 

西櫓跡は左手とのこと。

山中城跡には多くの史跡が残されているので、どの史跡を目指していたのか分からくなってしまうかも知れません。

 

西ノ丸畝堀とのことです。

一続きのお堀に見えますが、それぞれのお堀に名前が付けられているんですね。

なお、撮影をしている僕の姿が反射していますが、歩いている途中でかなり暑くなってきたので、半袖短パンが正解でした。

5月下旬の訪問でしたが、もっと気温が低かったとしても、歩いている途中でかなり暑くなったと思います。

ただ、夏には虫が多くなりそうなので、その点にご注意の上、服装を決めるのが良さそうですね。

 

おおお!

これだけのお堀を人工的に作るとは…。

戦国時代の厳しさをひしひしと感じますね。

 

右手には西櫓跡、左手には西木戸口跡があるとのこと。

なお、写真の左端に見える建物はお手洗いです。

ここ以外にはお手洗いは無かったような気がするので、場所をしっかり覚えておきましょう。

左端の道をずっと進んでいればたどり着けるはずです。

 

お堀の深さが伝わるでしょうか?

こんな深さの堀で囲まれている山中城が、わずか半日で落城するとはとても信じられませんね。

 

相当な深さがあるので、一度堀に落ちてしまったら上まで上がるのは簡単ではないでしょう。

 

西櫓堀の解説掲示板です。

ほぼ9メートル間隔に畝が作られているとのこと。

当時の建築技術の高さには驚かされるばかりですね。

 

確かに、ほぼ等間隔のように見えますね!

こんな山奥での堀作り、めちゃくちゃ大変だったと思います…。

 

左に進めば西櫓跡。

右に進めば障子堀跡とのことです。

今まで見てきたお堀が障子堀だったのかな?

山中城跡はお堀がありすぎて、どれがどの堀だか分からなくなってしまいます…笑

 

入口のところにあった案内図です。

写真が小さくて分かりにくいと思いますが、右側の山の一番上あたりにいます。

 

看板の横にはちょっと雰囲気の違う道がありました。

城への裏道?みたいな、正規の道とは明らかに違う空気。

とりあえずスルーして後でまた来ることにします。

 

山の山頂っぽい雰囲気の石碑です。

ここまで来ると山中城を制覇したんだなって気になりますが、まだまだ城攻めは序盤でございます。

 

相模湾方面をパシャリ!

天気が良ければ富士山が見えるとのことですが、見ての通りの曇り空。

っていうか雲すげえ。

雨があがってくれて本当に良かったです。

 

恐らく富士山はこちらの方向です。

下の方に見えているのは三島スカイウォークかも?

 

天気が良ければこんな眺望が味わえたみたいですね!

地理関係が全然分かりませんが、富士山もそこまで遠くないのかも知れません。

 

さて、お城の方に戻ります。

城跡の周りには変わらずお堀が続いています。

 

お堀が一望できたのでパシャリ!

こうやって見ると確かにワッフルみたいですね。

 

西櫓の架橋についての解説です。

お堀の上には架け橋があったようですね。

 

この写真の2つの高台が、架け橋でつながれていたということですね?

橋を渡すの、相当難易度高かったのではないかと思います。

 

西ノ丸堀について解説されていました。

一番端にあるのがおそらく西ノ丸だと思われます。

学術上での価値も高いとのこと!

なんだか嬉しくなりますね。

 

どこまでもお堀は続きます。

これだけのお堀をどうやって攻略したのか気になりますよね。

 

このまま進めば本丸跡・北の丸跡があるとのこと。

今まで見て来たお堀は障子堀跡ということでしょうか。

お堀多すぎて良く分かっていない…笑

 

こちら休憩所です。

木のベンチがあるので、戦いの疲れを少し癒しましょう。

 

ここから下り坂です。

直角、というか120度くらいに道が曲がっています。

防御のためにあえて急な角度にしているのでしょうね…。

 

次の角も不自然なくらいの角度。

このルートから攻め込むのは大変だったろうな…。

 

次の角もまだまだ曲がります。

登り坂+急激に曲がる道。

駆けあがるのは簡単ではありませんよね。

 

下から見るとこんな感じ!

道の角度が急激に変わっているのが分かりますか?

 

そして、まだまだ道は続きます。

鋭く曲がる道と険しい谷。

 

むっちゃ険しいですね。

こんな道を登ってくるのは簡単なことではないので、やはり道をたどって攻め込むしかないのかなと思います。

 

今たどってきた道を使わないとなると、こんな荒れ果てた道を通る必要があります。

戦国時代は落とし穴とかあったかも知れませんね。

 

お堀の段々がここまで続いていたんですね。

これだけの傾斜を上まで登りきるのは不可能でしょう…。

 

さて、分岐点にたどり着きました。

今通ってきた道は障子堀跡方面。

このまま外周を攻めれば本丸跡にたどりつけそうです。

元西櫓跡方面に向かうと最初の道と合流しそうなので、まずはこちらに向かいましょう。

 

めっちゃ細い階段を発見!

これは西ノ丸とかにつながっている階段なのかな?

 

分岐点のすぐそばに溜池がありました。

山城の生命は水の確保にあるとのこと。

確かに、どれだけ防御が鉄壁だったとしても、水が確保できなかったら戦えませんもんね。

 

これが溜池の後です。

貯水や排水の仕組みなど、先人たちの知見に思いを馳せてしまいますね。

 

安定の急斜面です。

どこを見ても急斜面。

それが山中城だという気がしてきました。

 

外周は一通り攻めたので、ついに西の丸跡に攻め込みます。

 

西の丸についての説明です。

天守などは残っていませんが、自然に即した築城だったとのこと。

 

めっちゃ広い!

これが全部お城だったと思うと、スケールの大きさを感じますね!

 

西の丸の周囲には土塁が築かれていました。

他の曲輪にも同じように土塁が使われていたとのことです。

堀を作るときに出てきた土を、土塁として活用していたんでしょうね!

 

土塁をパシャリ!

内側からだとそれほどの高さではありませんが、外側からだとこの違いが大きいんでしょうね。

 

この角度からも西の丸をパシャリしておきます。

いや~、広いですね!

小高くなっている場所があったのでそちらに向かってみましょう。

 

小高くなっていたのは西の丸見張り台の跡だったとのこと。

土の性質を利用して作られていたようです。

盛土でこれだけの高さのものを作るとは…先人の努力が垣間見えますよね。

 

見張り台からの駿河湾を臨んでみました。

相変わらずの曇り空ですがこの角度から見るお堀も趣がありますよね!

 

こちらの方向もパシャリ!

やはり富士山は見えませんが、かなり遠くの様子をうかがうことが出来たんじゃないかと思います。

 

見張り台の端からお堀を撮影!

今までの写真で一番くっきり撮れたかも知れません。

ワッフル食べたくなってきますね!笑

 

西の丸の縁をパシャリ。

こうやって見ると土塁も結構高いですね!

では西の丸に戻ります。

 

めっちゃ細くて急な階段です。

先程の分岐点そばにあった階段とつながっているはずですが…。

 

やっぱり同じ階段でした!

城攻めをするからには全ての道を通っておきたいので、道と道がつながって良かったです。

 

続いて障子堀。

西の丸と西櫓の間の堀です。

 

障子堀の様子です。

今では草や花が生い茂っていますが、おそらく当時は土がまる出しだったのでは?

 

左手側が西櫓

右手側が西の丸です。

山中城のお堀は、見る角度によって様々な顔が見えますね!

西櫓跡に攻め込んでみます。

 

西櫓跡には掘立柱建物跡がありました。

武器を立てかける場所だったとのことです。

 

これが掘立柱建物跡です。

歴史とロマンを感じますね!

 

北条氏の各馬出について解説されていました。

各々の戦国武将が、独自の築城術を編み出していたのでしょうね。

 

この角度からもお堀を撮ってみました。

何百年も経っているのにこれだけハッキリ形が残っていることに驚きですね。

 

これだけ急な縁を登ることは難しそうです。

山中城は正面から橋を攻められて攻略されたのかな?

 

とりあえず駿河湾!

相変わらず曇りです。

山の天気は変わりやすいと言いますが、さすがにこの短時間で晴れることはなかったですね。

 

地図にない方向に向かうこちらの道。

明らかに山中城跡とは関係なさそうでしたが、気になったので探索してみることにします。

モヤモヤするのが一番嫌ですからね。

すぐに行き止まりになっててくれればスッキリするのですが…。

 

何か畑っぽい場所です。

いつの間にか道も舗装されています。

 

結構車の音がするなと思っていたら、やはり近くに道路があったみたい。

この道を下っていけば道路に出るのでしょうか?

 

バスで通ってきた道が見えます。

どうやらこれ、ハイキングコースか何かだったみたいです。

往復で10分以上かかったので無駄足になったかと言うと…。

 

ここからの景色めちゃくちゃ良かったんですよね!

駿河湾!

島なのか山なのか分からないけど海とのコラボレーションが素晴らしい眺めです!

 

ここまで来て山中城跡に戻ることにしました。

とんでもない角度の下り坂です。

戦国時代の人もすごかったけど、やっぱり現代人もすごいですね。

 

という訳で山中城跡に戻ってきました。

溜池付近の分岐点から、元西櫓跡に向かいます。

西櫓と元西櫓があるとのこと、めっちゃややこしいです。

山中城跡を攻めている途中にはイマイチ分かっていなかったけど、写真を整理していてようやく少し分かってきました。笑

 

元西櫓跡に到着しました。

西ノ丸と二ノ丸の間に位置しているとのこと。

山中城の治水術についても解説されていました。

 

二ノ丸に向かう橋がありました。

木の橋って何かテンション上がりますね!

 

西ノ丸と同様に、元西櫓跡の周囲にも土塁が敷かれています。

西ノ丸ほどではないけど、元西櫓跡も結構広いですね。

 

元西櫓跡の先端部分はこのように細くなっていました。

この形の方が、防御上の都合が良かったのでしょうか?

端っこまで行ってみましょう。

 

元西櫓跡の端から、下の景色をパシャリ!

森の深さや堀の急峻さが伝わるでしょうか?

 

元西櫓跡と二ノ丸の間のお堀です。

角度によって見え方が変わりますよね!

同じお堀を、橋の上からも撮ってみましょうか!

 

橋の上から撮ったお堀の写真です。

この中に水が溜まっていたとしたら、突破するのは容易ではないはず。

 

反対方向はこんな感じ!

自然の地形を活かしながらお堀を作っているので、角度や深さなど微妙に違うのかも知れません。

 

橋を渡って二ノ丸に上陸しました。

二ノ丸は、山中城最大の曲輪だったとのこと。

どのくらい広いかというと…。

 

ほら、めっちゃ広い!

周囲には土塁を敷き、防御は完璧!

繰り返しになりますが、この山中城が半日で落城したというのが信じられないですね。

 

ちょっと高いところから二ノ丸跡を撮影!

景色が良かったので遠くの方も写真に収めました。

このスケール感が伝わるでしょうか?

 

二ノ丸には、かなりの傾斜がありました。

広すぎる&傾斜ありで、端まで歩くのも一苦労です。

お隣の曲輪に向かいましょう。

 

本丸堀と櫓台についての説明です。

本丸と二ノ丸の間のお堀を、本丸堀と呼ぶようですね。

 

やっぱり木の橋は良いですね!

当時はどんな橋を使っていたのか気になります。

 

橋の上からお堀を撮影!

このあたりのお堀の方が草木が少なく、当時の原型に近いのかなと思いました。

 

本丸跡にもこちらの案内がありました。

で、本丸跡はどんな感じかと言うと…。

 

こちらもかなり広いです!

山の方に向かう階段が2つもあり、歩き疲れた身としてはしんどい限りですね…笑

 

本丸跡の紹介です。

山中城の中心となる曲輪だったとのことです。

 

次は北の丸跡に向かいましょう。

それにしても広いぞ山中城!

 

何か良い感じの階段です。

まあ、歩きやすくはありませんけどね。笑

階段を登って振り返って見ると…

 

本丸、遠方の景色までが一望できます。

下の方に見えている小屋は武器庫とのこと。

まだしばらく歩き回るので、そこまでたどり着くのはまだまだ先なのですが…汗

 

架橋の紹介です。

本丸と北ノ丸を結んでいた橋を復元したとのことですが…。

 

今までの橋で一番趣あるかもですね!

橋を渡ればそこは北ノ丸です!

 

渡り終えた橋を振り返ってみました。

橋の下はお堀になっていたようですが、こちらも結構な深さがありますね。

 

本丸堀について解説されていました。

堀と用水路を兼ねる!

非常に合理的ですよね。

 

北の丸も相当広いです!

写真の奥に表札が見えますが、その前に気になった道を開拓してみましょう。

 

とりあえず森深し!

こちらは当然立ち入り禁止になっていますが、うかつに立ち入ったら戻って来れなくなってしまう自信があります。

 

立ち入り禁止の紐の先に階段が!

これはもしや、当時のものなのでしょうか?

 

本丸跡のもう一方の階段が気になったので、まだ通っていない道から本丸跡に戻ってみます。

北ノ丸跡から西櫓跡方向に向かう道ですが、ため池の横にすぐに出ると思ったら、この道がめっちゃ険しかったです。汗

 

やっとのことで本丸跡まで戻り、天守櫓跡に。

山中城で一番の高地に位置しているとのことです。

 

この場所に櫓があったんですね!

本丸や二ノ丸に比べるとはるかに面積は狭いのですが、天守櫓跡は監視のための要所だったのでしょうね。

 

天守櫓跡から下を覗いてみると…

森の険しさが伝わりますか?

 

こちらの下も険しすぎる…!

北の方向から山中城に攻め込むのは難易度高すぎる気がします。

 

矢立の杉です。

三島市の指定天然記念物とのこと。

樹齢500年の杉がどんな姿かと言うと…。

 

デカっ!

写真に納まりきらないくらいのスケール感です!

 

他の木と比べても明らかに太いですね。

樹齢500年と言うことは戦国時代からこの木はあったということですね。

歴史を感じますね…!

 

再度北の丸に戻ってきました。

地面にあるこちらは何の跡でしょうか?

恐らく戦国時代のものだと思いますが、詳細は不明です。

 

北の丸堀についての解説です。

400年前には今よりも2m以上堀が深かったとか!

なんと、今まで見て来たのは2mも埋まった後の堀だったんですね。

今更気が付きました。

 

北ノ丸跡についての紹介です。

土塁を使って防御を固めていたことや、本丸との間には橋があったことなどが記載されていました。

本丸から見えた小屋が気になりますが、おそらくぐるっと回っていけばたどり着けるはずなので、北ノ丸奥の道から下山することにします。

 

見ての通りの急こう配。

雨の後なのでかなり滑ります。

 

っていうか滑りました。

土が入ったこの袋、雨の後にはめっちゃ滑るの安易に体重をかけないようにしましょう。

お尻を強打しましたが、それぐらいで済んだので良かったと言うことで。

この道はあまり人が通らなさそうなので、複雑骨折とかしてたらマジで悲惨なことになっていたはずですからね。

 

下山の途中でパシャリ!

堀の高さと防御の硬さが伝わる一枚になっていたら嬉しいです。

 

街道まで降りてきました。

山中城前でバスを降りなければ、おそらくこの道にたどりついたはずです。

箱根旧街道とのことですが、史跡の保護のために立ち入りは出来ないようでした。

 

歩道橋の階段がめっちゃ回っていたのでパシャリ!

木をうまく利用しているようですね。

 

こちらもパシャリ。

もともと生えていた気ではないと思いますが、それにしても階段回り過ぎでしょ。笑

なお、この階段もめっちゃ滑って、あわや転倒の危機でした。

雨上がりの来城時にはくれぐれもご注意くださいませ。

ここまで来る人あんまりいないと思うけど。笑

 

今僕が下りてきた方から、山中城に攻め込むことも出来そうですね。

駐車場や売店からはかなり離れていると思うので、あまりおすすめ出来ませんが…。

 

さて、気を取り直して再度山中城に攻め込みましょう!

道路にはレストランの案内もありましたが、徒歩で行ける距離なのかは不明でした。

まずは城を攻め落として、ご飯のことはそれから考えましょう!

 

この階段、すごい良い感じだったのでパシャリ。

でも足を滑らせないようにご注意くださいませ。

 

この階段にも歴史を感じますね。

歩きにくいので、一歩ずつゆっくり登っていきましょう。

 

神社のような建物がありました。

左手に見えるのは本丸です。

 

本丸、その奥には二の丸が見えますね!

めっちゃ歩いたけど、距離としては結構近かったです。

 

この神社は、駒形諏訪神社という名前のようですね。

こちらの大カシは静岡県指定の天然記念物とのことです。

 

駒形諏訪神社、シンプルだけど趣のあるたたずまいです。

世界平和を願って唱和しておきましょう。

 

こちらは最近作られたものかな?

とりあえずパシャリです。

 

本丸跡から見えていたのは、兵糧庫の跡だったんですね!

早速近づいてみましょう。

 

なお兵糧庫と本丸跡は階段でつながっています。

裏の道はやたら急だしやたら滑るので、この階段を通った方が良いかもです。笑

 

こちらが兵糧庫跡。

あまりにもキレイだったので、おそらく復元されたものだと思うのですが…。

 

やっぱり復元されたもののようですね。

柱の跡なども出てきているとのこと。

ここに建物があったのは間違いなさそうです。

 

兵糧庫跡の柱穴と大きな穴について。

発掘調査の結果、約20個の小穴が見つかったとのこと。

建物の柱の跡だと考えられているようでした。

 

箱井戸跡の前ってってにて。

このあたりは湿地帯だったようですね。

 

この表札久しぶりかも!

道なりに行けば田尻の池跡、左に行けば宋閑寺とのことです。

 

っていうかこれが田尻の池跡なのかな?

とりあえずパシャリ!

 

結構水量ありますね!

とりあえず宋閑寺を目指します。

 

山中城跡記念石碑です。

恐らく城攻めも終盤ですが、石碑を前に気持ちを新たに頑張ります!

 

こちらが宋閑寺です。

左手には武将のお墓がありました。

 

北条軍、豊臣軍の武将のお墓があるとのことです。

世界の平和を願わずにはいられませんね。

 

こちらがお墓です。

石に刻まれた文字は読めずでした。

 

いくつかのお墓が並んでいました。

苔むした灯籠に時の流れを感じますね。

 

こちらのお墓はひときわ立派に見えます。

文字がしっかりと読めますが、比較的最近作られたお墓なのでしょうか?

 

こちらのお墓も立派ですね。

日本中、世界中が平和になりますように…。

 

このお墓はかなり新しいのでは?

お墓の詳しい説明などは見つかりませんでしたが、過去の偉人たちの功績を思い宋閑寺を後にします。

 

田尻の池というところに来ました。

先程の池は箱井戸だったとのこと。

もともとは池だったものを2つに分けたと言うことが記載されていました。

 

ちょっと登ったところからパシャリ!

あれだけの土塁や堀を築いてきた築城術をもってすれば、池を2つに分けることなんてそれほど難しくなかったのかも知れませんね。

 

主な史跡はほぼ回り尽くしたはずですが、通っていない道があるとモヤモヤするので…。

二の丸からこちらの方向に続いている道が気がかりでした。

二の丸に向かう道があったので、ここを通れば山中城跡を完全制覇したことになるはず。

ラストスパート頑張っていきましょう!

 

で、この道ですが、かなり歩きにくかったですね。

舗装なし。

床は滑る。

傾斜もかなり急でしたが…。

 

こんな景色が見れるなら疲労も吹っ飛びますね!

土塁の高さと道の険しさが伝わりますか?

 

急こう配、急こう配!

ここを登り切れば二の丸です。

 

二の丸に再登城!

この表札は取り忘れていたかもなのでパシャリです。

同じ道を下って、とりあえず売店を目指すことにします。

おにぎりとかパンとか売ってないかな…。

 

先程の田尻の池跡、少し違う角度から撮影してみました。

う~ん、それなりの広さがあるので、この池を2つに分けるのはやっぱり大変だったような気もしてきました。

元来た道をたどり無事に売店に着いたのですが、あることを思い出しました。

そうだった…。

道路挟んで右手側にも城跡あったんだよな…。

 

とりあえず右手側の写真を撮って現実逃避です。

左手側を攻め落とす前はあんなに元気だったのですが、さすがに2時間以上も歩き続けた後には疲労が…。

 

この道を登っていけば袋崎出丸跡があるとのこと。

うん、ちょっと休ませてくれ!

ってことで売店に行ってきます。

 

残念ながらおにぎりもパンもなく、手軽に食べれそうなのはこのワッフルのみ。

障子堀、確かにワッフルっぽいですよね。

障子堀ワッフルを食べて体力回復!

バスの到着まで20分以上あったので、ちょっと駆け足で道路挟んで右手側に攻め込みます!

 

という訳で、売店の裏にあったこの道から攻め込みます。

バスが1時間に一本&相当歩き疲れていたので、攻略に手こずりそうなら途中であきらめるつもりでした。

実際には本丸側よりも圧倒的に短時間で攻略できたので、めでたしめでたしって感じでしたね。

 

ちょっと表札がキレイかも?

すり鉢曲輪跡、御馬場跡を目指しましょう。

 

これは自然の地形かな?

綺麗だったのでパシャリです。

この中を突っ切ってみます。

 

山中城についての表札と思いきや、グリーンバンク事業の表札でした。

樹木を大切に。

今も昔も変わらずに意識したいですよね。

で、このあたりから登ってきた方向を振り返ってみると…

 

かなりの急斜面であることが伝わりますかね?

木の陰に道路や売店も写っていますが、距離の割には遠く見えます。

実際には5分も歩いていないんですけどね。

 

山の景色がキレイだったのでパシャリ!

あちこちの山に山城があったっていう訳ではないんでしょうね?

北条市がこの山を山中城の場所として選んだのには、やはり地理的な理由があったんだろうなと思います。

 

休憩所がありました。

休憩しているとバスを逃してしまうので、ズンズン進みます!

 

すり鉢曲輪跡と御馬場跡はそれぞれ別の方向とのこと。

まずは外側から攻めるべし!の鉄則に従って、すり鉢曲輪跡を目指します。

 

近所の公園とかにもありそうなやつを撮影!

屋根だけ写っているのが先ほどの休憩所です。

 

歩いていくとお堀がありました。

本丸方面と同じような特徴的なお堀です。

 

出丸御馬場堀とのこと。

堀の底から曲輪までの高さは、平均9mもあるようです!

 

構築途中の曲輪跡もあるみたい。

戦いに間に合わなかったものと思われるとのこと。

そりゃそうですよね。

全て人力でやる訳ですし、いつ攻め込まれるかの予測も難しいでしょうしね。

 

もう少し時間があれば、ここにもお堀が出来上がっていたのかも知れません。

お堀の土を盛って曲輪を作っていたはずです、おそらく。

 

また休憩所があるみたい。

バスまで時間がないのじゃ!ということで黙々とすり鉢曲輪跡を目指します。

 

岱先出丸です。

岱先城と呼ばれることもあるとか。

宋閑寺にあったお墓の一部は、こちらの出丸で討死された方のものだったとのことです。

 

岱先出丸の写真です。

本丸やニノ丸などと同様に、城郭の跡はありませんでした。

 

引き続き外側から攻略していきます。

急こう配をパシャリ!

恐らく人工的に作られたものだと思うのですが…。

 

先程の急こう配は武者溜まり跡だと思われます。

すり鉢曲輪跡、思ったよりも遠いけどあと少しで到着するはず…。

 

武者溜まり跡をしたからパシャリしました。

角度に変化を付けることで、相手の出足を遅らせるという意図があったのかなと思います。

すり鉢曲輪跡まであとちょっとだと信じて進軍を続けます。

 

めっちゃすり鉢状になっている場所を発見!

きっとこれがすり鉢曲輪跡跡です!

 

やっぱり!

すり鉢曲輪跡は、出丸の最先端を防御するための曲輪だったとのことです。

先程の武者だまりはすり鉢曲輪を防御するために作られていたようですね。

もっとすり鉢っぽい写真を撮るために、曲輪を駆け上がってみます。

 

すり鉢曲輪の上には見張り台がありました。

遠く韮山城までを望見できるとのこと。

天気が良ければ韮山城跡も見えるのかも知れませんね。

 

これが見張り台です。

もちろん登ってみます!

 

谷側を見ると、巨大なお堀が!

畝が特徴的な山中城のお堀、すり鉢曲輪の外周にも健在ですね。

 

すり鉢曲輪を上から撮影!

すり鉢っぽい様子が伝わりますか?

 

再度谷側を見てみました、お堀がどこまで続いていますね。

お堀よりも谷側はおそらく急斜面になっているはず。

堀も尋常じゃなく深いですし、まさに鉄壁の防御のように見えます。

バスの時間まではまだ余裕がありますが、すり鉢曲輪がこちら側の山の端なので、来た道とは別の道でバス停方向に戻っていきます。

 

こちら、先ほど表札を見つけた2つ目の休憩所です。

本丸側には休憩所は一箇所だけだったのに、すり鉢曲輪側には2箇所も休憩所があります。

本丸側の方が数倍の広さがあったと思いますが、休憩所を作れそうな場所が無かったのかも知れませんね。

確かに、本丸とかニノ丸内に休憩所があってもちょっと嫌ですしね。

 

おなじみの案内図です。

山中城の旅もいよいよクライマックスですね。

 

岱先出丸の一の堀について。

堀の底と土塁までの勾配は18m~20mもあったとのことです。

 

すり鉢曲輪と同じような見張り台があったので、とりあえず突撃してみます。

どんな景色が見えるのでしょうか?

 

お堀と三島の景色です。

あ、三島方向に見える小さな山が韮山城なのかも知れないですね!

 

岱先出丸をパシャリ。

すり鉢曲輪までには結構な勾配があります。

 

北条氏っぽいお堀を発見!

このお堀は何て名前なのでしょうか?

 

御馬場北堀とのことです。

なるほど、まだ見つかっていないお堀も多いんですね。

出丸の尾根を二分しようという、戦略上の意図が含まれているとのことです。

 

歩いてきた道を振り返ってパシャリ!

傾斜が急な箇所もありましたが、本丸側の急な階段に比べればはるかに歩きやすかったです。

 

こちら側から売店方面をパシャリ。

すり鉢曲輪側に攻め込んでから15分~20分くらいですかね?

かなり速足で歩いているので、あまり参考にならないかもです。

バス停に戻りましょう。

 

最後にこちらをパシャリ!

駐車場には数台の車が停まっていました。

バスではなく車で訪れる人も結構いるみたいです。

駐車場はそれなりに広く、駐車できないことはなさそうな気がしますね。

ベンチで待っているとバスが到着しました。

さらば山中城!

山中城から帰還!ランチは三島駅周辺のうな重でした!

猛烈に食事を欲しながら、バスに揺られること約30分。

三島駅南口に到着してすぐに、駅前のうなぎ屋さんに駆け込みました。

三島と言えばうなぎ!

山中城攻め落としたし、ちょっと奮発しちゃう?

ってことでうな重4,000円を注文です。

 

これが三島のうなぎです!

あっさりしていて食べやすい!

それでいてジューシーな味わいです。

地元の魚屋さんのうなぎや、浜松で食べたうなぎも美味しかったけど、三島のうなぎもめっちゃ美味しい!

せっかくの4,000円ランチをガツガツかきこんでしまいました。

ご馳走様でした!

山中城跡の日本100名城スタンプは売店で押せます!

順番が前後しましたが、山中城跡の日本100名城スタンプは、バス停そばの売店で入手できます。

売店の営業時間は10時~16時です。

月曜日は定休日ですが、営業時間外でもスタンプを押すことが出来るみたいです。

参考:三島市観光WEB

 

スタンプだけ押すのがちょっと気まずいという場合には、名物の障子堀ワッフルをぜひ召し上がってみてくださいね。

100名城の40である山中城。

見どころたっぷり、自然を満喫できる&足腰のトレーニングにもなる素敵なお城でした!

天候に注意の上、ぜひ攻略してみてください!

山中城へのガイドまとめ

以上、山中城の見どころやアクセスなどをお伝えさせていただきました。

山中城は都心からのアクセスも悪くないので、日本100名城の中でも攻略しやすいお城だと思います。

この記事が山中城攻略の参考になれば嬉しいです!

-旅行