この記事では松前城を68枚の写真で紹介しています。
JR函館駅から電車とバスを乗り継いで、松前城まで攻め込みました。
松前城までのアクセスや観光の所要時間などお伝えしていきますので、松前城を攻略する際の参考になれば嬉しいです。
Contents
JR函館駅から松前城までのアクセスをご案内!
まずはJR函館駅から、いさりび鉄道で木古内駅を目指します。
新幹線を使う手もありますが、途中の景色を楽しみたい人には、いさりび鉄道がおすすめですよ。
函館駅から8時53分発の電車に乗ります。
木古内までは約1時間10分です。
いさりび鉄道では、道南の美しい海の景色が堪能できますよ。
なお、函館駅内ではいさりび鉄道の一日切符が売っているようです。
函館に宿泊して日帰りで松前城を訪れる方は、以下のページをチェックしておきましょう。
JR木古内駅に到着です。
駅前がバスロータリーになっています。
松前城行きのバスを探しましょう。
木古内駅に到着!松前城までのバスを確認!
きこない見どころマップです。
木古内駅で自転車を借りて、周辺を回ってみるのも良いかも知れませんね。
木古内駅からぐるっと回ったところに、松前行きのバス停がありました。
時刻表を確認しておきましょう。
松前出張所行きのバスは、1時間に1本以下です。
11時10分まで少し時間があるので、バス停隣の道の駅で休憩しましょう。
なお、バスの時刻が変わっている可能性がありますので、事前に時刻表を確認しておいてくださいね。
道の駅に入る前に、いさりび鉄道の木古内駅をパシャリ!
この後ろに、JRの木古内駅があります。
「道の駅 みそぎの郷 きこない」の看板です。
道の駅の中には、お土産売り場や軽食コーナーがあります。
少し離れた場所から、道の駅をパシャリ!
雰囲気の良い建物ですね。
ただし、ペットボトルなどは置いてなかったので、松前城に攻め込む前に、近くのコンビニで飲み物を補充しておいた方が良いかも知れません。
道の駅では、こちらの塩バニラソフトを食べました。
甘さと塩のしょっぱさが絶妙で、めっちゃ美味しかったです。
道の駅にはパンなども売っているので、城攻め前のエネルギー補給にも良さそうですね。
バスに乗る前に食べ過ぎると酔いそうだったので、ソフトクリームだけに抑えました。
松前行きのバスが到着しました。
平日のお昼ということもあり、乗客は数人でした。
ここから約1時間半、海あり山ありの道に揺られながら松前城を目指します。
終点の「松前出張所」ではなく、途中の「松城」で下車しましょう。
松城のバス停に到着!松前城はバス停から徒歩10分程度!
松城のバス停で下車しました。
山の方を見ると、松前城らしきものが見えます。
松城のバス停から松前城までは徒歩10分程度です。
松前城に攻め込む前に、帰りのバスの時間を確認しておきましょう。
道路を渡って、バスの時刻表をパシャリ。
うん、見るからにバスの本数少なそうです。
松前城からの帰りは、14時29分木古内駅前行きに乗ります。
ネットで時間を調べていたとはいえ、実際の時刻表を見ないとちょっと不安ですよね。
14時29分発を逃してしまうと、次のバスは18時10分です。
早めに松前城を攻め落とせるように、巻き巻きで城に向かいます。
お、いい感じの建物!
中にはバスの待合室とトイレがありました。
では、松前城に向かいましょう。
松前公園マップがありました。
松前公園を全部回っていたら、とても時間が足りない予感…。
松前城を攻め落とすことだけに専念しようと思います。
松前城を目指して坂を登っていきます。
結構な上り坂です。
坂の上から松前の町並みをパシャリ!
海あり、山あり、めっちゃ良いところですね。
ご飯が食べれるお店もあるようですが、今回の城攻めは急を要するので、松前ランチは断念…。
コンビニで買ったあんパンを頬張りながら、松前城への道を進んでいきます。
松前城まであと160mとのことです。
あちこちに石垣が見えることから、すでに松前城の旧敷地内に入ったものと思われます。
石垣をパシャリ!
こんな史跡がいたるところに溢れています。
石の階段!
これは石垣よりも新しい時代に作られたのかな?
とりあえず階段を登ってみます。
松前城がだいぶ近づいて来ました。
階段を降りて道路を進みましょう。
お堀らしきものを発見!
こんな山間部にお堀を作るなんて、並大抵の苦労では無かったはずです。
松前城まであと一息です。
松前城の間の前まで来ました。
こちらは多門櫓跡です。
松前城(福山城)についての紹介がありました。
松前城はアイヌとの戦いの際に、拠点として使われたとのことです。
松前家の始祖は、武田信玄の親戚だったようですね。
武田信玄ファンとしては嬉しい限りです。
松前城資料館の周辺を探索!
松前城資料館に入る前に、周辺の史跡を探りましょう。
こちらの門、めちゃくちゃ迫力ありました。
門から外に出てみます。
搦手二ノ門跡とのことです。
陸側からの攻撃は、この門で防いでいたのでしょうね。
搦手二ノ門跡を外側からパシャリ!
当時のものではないのかも知れませんが、この迫力は一見の価値ありです。
鎌倉翁の顕彰碑とのことです。
鎌倉翁は、松前の桜を育てた方のようですね。
こちらが顕彰碑です。
今の時代に貴重な史跡が残されているのは、松前城の藩主や周辺の人々の力だけでなく、鎌倉翁のような人がいたからこそ…。
そう思うと、思わず手を合わせてしまいます。
松前城の年表が掲示されていました。
歴史の重さがヒシヒシと伝わって来ます…。
観光案内所と売店がありました。
ソフトクリームだけでなく飲み物も売っています。
夏場は特にありがたいですね。
松前公園の地図です。
松前藩屋敷までは徒歩15分ほどかかるようです。
バスの時間を考えると、松前藩屋敷まで行くのは難しそうですね。
おー、これは大迫力!
松前城まで来たんだなって改めて実感できます。
松前町内の指定文化財一覧です。
松前資料館以外にも、数え切れないほどの文化財がある模様…!
じっくり時間が取れる方は、松前めぐりをしてみるのも面白そうですね。
では、いよいよ松前資料館に攻め込みましょう。
松前資料館の内部や史跡をご紹介!
こちらが松前資料館の入り口です。
入場料を払って門の中に足を踏み入れましょう。
門を入るといきなりの下り階段で、地下1階から松前城の資料館に突入です。
まずは地下1階です。
松前藩の歴史や、福山城(松前城)の築城についての資料などが展示されていました。
階段を登って1階に向かいます。
松前を描いた絵画が展示されていました。
1階から資料館の外に出られますが、外に出る前に資料館の中を見て回ることにします。
まつまえの御神楽道具が展示されていました。
特別展とのことなので、訪れるタイミングによっては別のものが展示されているかも知れません。
御神楽道具をパシャリ!
お祭りなどに使われる衣装や太鼓などが見られました。
階段を登って2階を目指します。
近代松前城のあゆみというテーマで展示されているようでした。
松前城が焼失してしまったことや、地元の方の力で復旧した様子などが展示されていました。
復興に尽力された方々の努力を思うと、胸が熱くなります。
さて、1階に降りて外に出てみましょう。
出口から北側を見ると、広大な原っぱの先に神社らしものが見えました。
歩いて数分くらいで行けそうなので、時間に余裕があれば神社まで行ってみようかな。
向かって西側をパシャリ!
松前城の敷地の広大さが伝われば嬉しいです。
少し離れた位置から資料館をパシャリ!
今更ですが、バス停から見えたのはこの資料館です。
復元されたことに改めて感謝ですね。
目の前に立派な門が現れました。
これはかなり防御力高そうです。
門の横には「普賢象」という立札がありました。
後から調べて分かったのですが、普賢象というのは桜の品種のようですね。
普賢象の見ごろは5月中旬から下旬とのことでした。
僕が松前城を訪れたのは8月上旬だったので、普賢象の時期は終わっていました。
5月中旬から下旬には多くの人が桜を見に訪れるかも知れませんね。
先ほどの大きな門を、屋根の下からパシャリ。
この門は当時のものなのかな?
めちゃくちゃ迫力あります。
門を出ると開けたスペースがありました。
海まで見えるなんて最高ですね。
こちらの方角もパシャリ!
桜の木々が生い茂っています。
門の横には「重要文化財」の文字が!
松前城(福山城)の本丸御殿は、1854年に作られたとのことです。
迫力満点だったのもうなずけます。
外側から門をパシャリ!
重要文化財にふさわしい風格です。
松前城下作詞の長尾山椒が掲載されていました。
今でこそ、本州から北海道までは気軽に行けるようになりましたが、当時の人にとっては特別な意味があったんでしょうね。
松前が日本の国境に取っていかに重要だったのか?この詞から伝わってくる気がします。
石碑に刻まれた文字に、言葉では言い表せないような威厳を感じます。
後ろに見える石垣と相まって、神秘的な雰囲気を醸し出していますね。
旧福山城本丸表御殿玄関です。
小学校の正面玄関として利用されていたとのことです。
少し距離とをってパシャリ!
小学校の正面玄関としては威厳に満ち溢れ過ぎているような気がします。
松前から目の前に見えるのは津軽海峡!
天気が良い日には対岸まで見えるようです。
松前の街と津軽海峡をパシャリ!
海と雲の迫力がすごい!
さて、敷地内は一通り見終わったので、松前城資料館の出口に向かいます。
出口に向かう途中でパシャリ!
この石垣だけでご飯3杯くらい食べれそうです。
松前家の家計が掲示されていました。
松前氏が甲斐武田氏の親戚だったなんて、松前城を訪れる前は全然知りませんでした。
なお、松前城の200名城スタンプは、松前城資料館の入り口でもらえます。
スタンプを押したい旨を受付で伝えましょう。
松前城のスタンプを入手!冬の設置場所や営業時間に注意!
松前城の日本100名城スタンプを入手しました。
営業時間は9時から17時までなので、スタンプのもらい忘れに注意しましょう。
なお、松前城資料館は、12月11日から4月9日の間は休館となっているようです。
そのため、夏場は松前城資料館の入り口でスタンプがもらえますが、冬場はスタンプの設置場所が変わります。
最新情報はこちらのページでご確認ください。
周辺の史跡を見ながら松前神社を探索!
帰りのバスまで少し時間があるので、周辺の史跡を見ながら松前神社に向かってみます。
資料館を出て少し歩くと隅櫓の史跡が見つかりました。
門の横から敵を見下ろせる絶好の立地ですね。
史跡から察するに、それほど大きな建物では無かった模様です。
福山城(松前城)の威厳を感じる史跡がありました。
松前公園の広さから、当時の松前城がどれほど広大だったのかが伝わって来ます。
松前神社に到着!
松前城資料館から松前神社までは、歩いて5分くらいでした。
世界平和を祈って合掌しましょう。
田崎東の碑というものがありました。
函館戦争の時代に、松前藩でクーデターがあったのですね。
こちらが田崎東の碑です。
松前神社のそばにひっそりとたたずんでいるので、松前城にお越しの際にはぜひ足を運んでみてください。
では、帰りのバスに乗り遅れないように、松城のバス停に戻ります。
いくら北海道とは言え、8月の松前城はかなりの暑さでした。
早く函館のホテルに帰って、シャワーを浴びたい一心です。
松前城のガイドまとめ
松前城は桜が有名なお城ですが、資料館や立派な門など、桜以外の見どころも満載でした。
JR函館駅からは片道3時間ほどかかると思うので、1日がかりで計画を立てた方が良いと思います。
この記事が、松前城を訪れる際の参考になれば嬉しいです。